2017年8月27日日曜日

サッポロビール博物館フィールドワーク(2回目)

8月26日(土)  サッポロビール博物館フィールドワーク2回目を実施しました。
参加者は6名。札幌駅北口鐘の広場に集合して、11時20分のバスに乗る予定でしたが、
集合時間前に全員揃ったので、1本前のバスに乗りました。
札幌駅北口 中央バス188番は、平日は30分に1本、土日は20分に1本あります。
乗車時間は10分少々。
12時のプレミアム・ツアーまで時間があるので、ビール博物館の外もゆっくり見学しました。



建物の外には、1876年(明治9年)に開業した「開拓使麦酒醸造所」に当時もあった
積み上げられた樽(復元)があります。
右から読むのか?左から読むのか? よーく見ていると、縦書きでした。
「麦とホップを製すればビイルとゆふ酒になる」と書かれています。


また、大きなビールの仕込釜も屋外に展示されています。

建物の周りには、綺麗に植えられた花壇があり、季節の花も楽しめます。


ビール博物館全景。赤レンガが趣きがあります。
蔦は秋には紅葉して、より趣が深くなります。


総合受付の看板は、日本語、英語、中国語、ハングルで記されています。


プレミアムツアーは、前日までに予約が必要です。有料500円。
受付を済ませると、プレミアムツアーのカードを渡されます。エレベーターで3階へ。
プレミアムツアーは、カードをかざして入場します。

待合室で札幌や麦酒醸造所の歴史の映像を見て待ちます。


さあ、プレミアムツアーの開始です。
なお、プレミアム6Kシアターは撮影禁止になっています。
私達も、中川清兵衛の話でした。
(毎時30分スタートのツアーは、村橋久成、但し変更あり)
先人たちの情熱、努力に胸が熱くなりました。
シアターの後は、サッポロビールの歴史を色々な資料で見ていきます。
1926年に作られた煮沸釜。一度に黒ラベル350ml缶、24万本分の量を製造することができるそうです。

人と比べるとその大きさがわかります。

こちらは、最初に製造された札幌製麦酒。当時は蓋は缶ではなく、ワインのコルクでした。このため、東京に輸送するまでに中身がほとんど出てしまったそうです。


こちらは、歴代の黒ラベル。「黒ラベル」の名前の由来も説明してくれます。


そして、最後はお楽しみの試飲タイム。ツアー参加者全員で、乾杯です!
「復刻札幌製麦酒」はプレミアムツアーでしか飲めません。これは、創業当時のレシピで作られたビール。明治天皇も、召し上がれて、おかわりを所望されたビールです。
当時は冷蔵技術がないため、ホップが多めに使われているとのこと。ただ、私は苦味より甘みを感じました。「黒ラベル」と飲み比べですが、隣の席にいた台湾からの男性二人に聞いたところ、黒ラベルの方が美味しかったそうです。



2017年8月23日水曜日

サッポロビール博物館フィールドワーク(1回目)

今年度のフィールドワーク第1弾はサッポロビール博物館です。
多くのボランティアが参加できるように、平日と土曜の2回行きます。
昨日22日(火)は平日組4名でプレミアムツアーに参加してきました。

外国を旅行して「どこから来たの?」と聞かれ「札幌」と答えると
「オリンピックがあったわね」と言われるのと同じくらいの割合で
「サッポロビール好きだよ!」と言われます。
そんなサッポロビールの歴史を勉強してきました。

外国人観光客から「どうやって行くの?」と聞かれることの多いサッポロビール博物館。
札幌駅北口から188番のバスに乗ると、ノンストップで博物館まで行けます。
(大通公園、時計台前、東急百貨店、ファクトリーを回る環状88番のバスでも行けます。)


自由見学は無料ですが、今回は500円のプレミアムツアーに参加しました。
とっても高級感のあるスペースで待っていると、ツアー開始。
6Kシアターは英語字幕付きです。今回は中川清兵衛のお話でした。

その後、スタッフの方がギャラリーで説明をしてくれました。
パネルは日本語表記のみですが、それぞれの横に「英語」「中国語」「韓国語」の翻訳が入っています。
これを読んでいる外国人観光客の方を実際に目にしました。



そしてお待ちかねの試飲。
明治時代のレシピを再現した「復刻札幌製麦酒」はこのプレミアムツアーでしか飲めません。
このビールを飲みたくて、日本語でしか行われないプレミアムツアーに参加する外国人もいるのだとか。
試飲では「サッポロ生ビール黒ラベル」と飲み比べ。
最近クラフトビールがいろんな所で楽しめるようになって、クセのあるビールを飲む機会が増えたからなのか、「復刻札幌製麦酒」が私は好きでした。