2016年12月22日木曜日

Join us to our winter event “Joy to the Snow World!”

1月14日(土)に芸術の森野外美術館で「雪を楽しもう!」を行います。
輪かんじきを履いて雪の上を歩きながら、彫刻作品と冬の景色を楽しみましょう。
We are planning a winter event "Joy to the Snow World!" on January 14th (Saturday).
We will make a snowshoe trip in Sapporo Art Park Sculpture Garden.






写真は秋の観楓会の様子です。
雪景色と彫刻作品を見に行きませんか。
The picture shows you some scenes from our autumn event Kanpu-kai.

Let's enjoy the winter landscape along with the Park's sculptures!


2016年11月12日土曜日

「お座敷遊び体験!Ozashiki Games!」を行いました

11月12日(土)午後2時~4時、札幌国際プラザサロンでサロンイベント「お座敷遊び体験!」を行いました。日本人を含めて12人の方が参加してくれました。
The salon event "Ozashiki Games!" was held on November 12th from 2 pm to 4 pm at Sapporo International Communication Plaza Salon. We had 12 participants including Japanese.

投扇興(とうせんきょう)TOSENKYO, Hitting a target with an open fan

おまわりさん OMAWARISAN,  “Rock-paper-scissors” game with a small Japanese drum

こんぴらふねふね KOMPIRA FUNEFUNE, Hand game with a fun song

負けた人にはセンブリを飲む罰ゲームがありました。とても苦いですが、胃には良いんですよ。
Losers got a penalty of drinking senburi (a herbal drug).  Senburi is really bitter, but promotes a healthy stomach!


2016年11月6日日曜日

<再掲>サロンイベント「お座敷遊び体験!」を行います

今週土曜日に札幌国際プラザサロン(中央区北1西3 札幌MNビル3階)で
「お座敷遊び体験!」を行います。
お座敷遊びは、芸者と一緒に遊ぶ伝統的な遊びです。
芸者とお酒はありませんが、畳の上で、皆で遊びましょう。
参加無料、予約不要。午後2時から4時の間にサロンへ直接来てください。

We are planning "Ozashiki Games!" this Saturday at Sapporo International Communication Plaza Salon (MN Bldg. 3F, N1W3).
Ozashiki games are Japanese traditional games played with geisha in an ozashiki (room with tatami mats). Enjoy games with citizen volunteers and players on tatami mats.
No geisya and no sake provided. Free of charge and no reservation required.
Please come to the Salon directly from 2 pm to 4 pm.

詳しくは以下のサイトを見てください。
Check more details on the web.
http://plaza-sapporo.or.jp/citizen_j/en/news/detail.html?id=827


2016年10月30日日曜日

白老ポロトコタンへフィールドワークに行ってきました

10月29日(土)、白老にあるポロトコタン、アイヌ民族博物館にフィールドワークに行ってきました。
参加者は5名。札幌から、都市間高速バスで苫小牧経由白老コタン前まで、バスで行きました。
バス停からは、線路を超えて徒歩5分程度。



入口を入ると、コタンコロクルの像が迎えてくれます。
高さ16m。奈良の大仏や登別温泉の赤鬼像と同じ高さです。強化プラスチックで作られています。
コタンコロクルとは、村のリーダーという意味です。右手にはイナウを持っています。
リーダーの条件は、口が達者であること、勇敢であること、イケメン(シレトク)であることだそうです。


学芸員の方に、アイヌ博物館の展示について、ガイドしていただきました。
博物館に入る前に、北海道犬と熊檻を通りました。
携帯電話会社のCMで有名なお父さん犬カイくんの娘の夢ちゃんです。


ヒグマの陸くん(平成11年生まれ)はとてもお利口さんです。里に出て人間に捕られる熊が良い熊(人間の役に立つ)とされているそうです。



アイヌ民族博物館の展示の一部です。
アイヌとは、「人間」を意味する言葉で、「カムイ」(自然界すべてのものに心があるという精神に基づいて自然を占める呼称)に対する言葉です。とても興味深いのは、神様にもいろいろな性格があり、人間よりも喜怒哀楽が激しいと考えています。時には、悪い神様には人間が文句を言うこともある。つまり、人間と神様はほぼ対等と考えているということです。また、神様の格は人間にどれだけ役に立つかで決まるという考えです。コタンコロカムイ(村の神)とされるシマフクロウは、熊よりもえらいのだそうです。


こちらは、「イナウ」。神様への捧もので、ミズキや柳で作ります。神様が人間に良いことをしてくれるのは、このイナウがほしいからだそうです。また、このイナウは、男性が作るもので、薄いものが上等とされます。ただし、完璧すぎると神様が嫉妬して、人間に良くないことをするので、少し神様が手を加えると完成するものが、良いイナウなのだそうです。




お昼は、アイヌ伝統料理をいただきました。
・チェプオハウ(鮭と野菜のスープ)
・メンクルチサッスイェプ(イナキビ入りのご飯)
・チマチェプ(サケの串焼)
・シト(団子)
・エントウセイ(ナギナタコウジュのお茶)
ご飯は、塩味。スープは塩と油(サラダ油)で味付けされています。
塩気がある分、お茶がより甘みを感じました。
どれも美味しくて、ご飯とスープはおかわり自由だったので、おかわりしたいくらいでした。




アイヌの古式舞踊も見学しました。
リムセは、踊りに合わせて歌われる歌とその踊りをいいます。


トンコリは、弦楽器。とても優しい音色です。


ムックリは、口琴という楽器の一種で、物語の情景や人の感情を表現するそうです。マイクを通すと、とても力強く、心に響いてくる音。個人的には、とてもプリミティブで前衛的な音に感じました。


その他、木綿布と被り物の貸衣装も体験です。ちょうど札幌から着ていた留学生たちが、衣装を来て、写真撮影を楽しんでいました。


チセ(住まいの外観)


チセの内部。1年中火を焚いています。座る場所は厳しく決められています。
東側は神様が出入りする窓。そこと囲炉裏の間には、家の夫婦が座ります。こどもは左側に座ります。





ポロトコタンとは、大きな湖の村という意味。つまり、このコタンは、ポロト湖の隣にある村です。
この日は、とても風が強かったです。



あっという間に滞在時間3時間がすぎてしまいました。アイヌのすばらしい文化に触れることができ、とても充実した時間をすごせました。
今回は残念ながら、時間がとれませんでしたが、トンコリの演奏体験や、ムックリの制作や演奏も事前予約して、体験することができます。ポロトコタンをまた訪れる機会には、是非体験したいと思います。



2016年10月20日木曜日

Salon Event「お座敷遊び!Ozashiki Games!」を行います

11月12日(土)に国際プラザサロンで「お座敷遊び体験!」を行います。
The next event is "Ozashiki Games!" at Sapporo International Communication Plaza Salon on November 12th, Saturday.

お座敷遊びは、芸者と一緒に遊ぶ伝統的な遊びです。芸者とお酒はありませんが、畳の上で、皆で遊びましょう。参加無料、予約不要。お気軽にお立ち寄りください。
Ozashiki games are Japanese traditional games played with geisha in an ozashiki (room with tatami mats). Enjoy games with citizen volunteers and players on tatami mats. No geisya and no sake provided. Free of charge and no reservation required. Feel free to join us!

http://plaza-sapporo.or.jp/citizen_j/en/news/detail.html?id=827


2016年10月15日土曜日

「紅葉を見に行こう~観楓会~」を行いました

1015日、札幌芸術の森野外美術館で「紅葉を見に行こう~観楓会~」を行いました。8か国・地域から17名の方が参加してくれました。
We held “Join Us to See Autumn Leaves -Kanpu-kai-” on Oct.15th at Sapporo Sculpture Garden. 17 participants from 8 countries and regions joined.

紅葉と青い空。観楓会にはもってこいのお天気に恵まれました。
Autumn Leaves and beautiful blue sky! We were so happy the weather was great for the Kanpu-kai.


作品を見たり、触れたり、一緒に写真を撮ったりしながら紅葉を楽しみました。
Colored leaves with artworks brought us smile. During the tour, we enjoyed them touching and taking pictures with as well as looking at those.



「これは何に見えますか」(作品名:夏引き)
“What do you think that is?” (the title of this work is NATUHIKI)

「覗いたら何が見えるかな」(作品名:のどちんことはなのあな)
“What do you see when you look into the art?” (the title of this work is Luette et Narines)

コース脇には、栗やドングリも!秋を感じますね。
Look what we found! There were chestnuts and acorns on the ground. It’s definitely autumn, isn’t it?


 


体験型の作品も数多く、今回大変人気があった作品のひとつが「位相」。
動いている途中を楽しむ作品です。ステンレス製の作品に自分の姿を映しながら周りを歩いて、作品に映り込んだ自分の姿と周りの景色が様々に変化するのを楽しめます。
There were many works that you can actually experience. One of those was “Phase” and the participants seemed having a lot of fun with it. You can enjoy it while you move around the work. When walking around looking at yourself in this stainless-steel sculpture, you would be attracted to the continuously-changing reflection of yourself and the view around you.



朝は初霜・初氷の冷え込みでしたが、歩いていると上着を脱ぎたくなるほど暖かくなり
素晴らしい紅葉を見ることもできました。
It was so cold this morning that we even had a news that it frosted and iced for the first time of this year. Despite of such a cold morning, it turned out to be a warm day that we may take off our jackets as walking around the Sculpture Garden. We also could see the beautiful autumn leaves.


作品と自然のコラボレーションや、見て・触れて・体験する芸術の森の魅力を参加者に感じてもらえる観楓会になったのではないかと思います。
We hope that the collaboration of the artworks with the nature elements attracted the participants, as well as seeing, touching, and experiencing the great artworks here. It would be our pleasure if they enjoyed the Kanpu-kai.
本日「紅葉を見に行こう~観楓会~」を行います。暖かい服装で来てください。留学生の方は学生証を忘れずにお持ちください。
The kanpu-kai event is carried out today. Come in warm clothes. Be sure to bring your student ID card if you are a student.

2016年10月3日月曜日

Updated! Join Us to See Autumn Leaves -Kanpu-kai-

10月15日(土)に行う「紅葉を見に行こう〜観楓会〜」のチラシを更新しました。
札幌市内の学校に通う留学生は、野外美術館の入館料が無料になります!
(その他の方は入館料が700円になります。)

We have updated the flyer of our Kanpu-kai event on October 15th.
If you are a student of a university or school in Sapporo, the admission fee of the Sculpture Garden is free!
(The others need 700 yen for the Sculpture Garden.)



Today's giraffe (and red leaves)

2016年9月25日日曜日

Join Us to See Autumn Leaves - Kanpu-kai -

10月15日(土)に芸術の森野外美術館で「紅葉を見に行こう〜観楓会〜」を行います。
We are planning a new event "Join Us to See Autumn Leaves -Kanpu-kai-" in Sapporo Art Park Sculpture Garden on October 15th (Saturday).

9月24日(土)に下見に行ったら、紅葉が始まっていました。
Leaves had begun to turn red when we went to the museum on September 24th. 

2016年9月14日水曜日

第2回 大倉山ウィンタースポーツミュージアムのフィールドワーク

5月に引き続き、月曜日開催のフィールドワークとして、大倉山ウィンタースポーツミュージアムへフィールドワークへ行ってきました。今回の参加者は3名。
ミュージアムと展望台リフトのチケット売場は、ジャンプ場横にあります。









まずは、ウィンタースポーツミュージアムへ。学芸員さんに案内していただきました。
こちらは、10月1日からリニューアルのため来年2月中旬まで休館になります。
展示も大きく変わるそうですが、変更にならないところを紹介していただきました。
「宮様スキー大会」は、1930年から開催されていますが、第3回大会からは、大倉山を使用しているそうです。高松宮様がご使用になられたスキー板が展示されています。時代によりスキー板の長さが変遷しているのも興味深いです。中央にあるのは、折りたたみ型のスキー板で大変めずらしいとのこと。

秩父宮様が北海道へスキーツアーにおいでになられたときに、護衛についたのが北海道大学のスキー部でした。その引率をしていたのが、大野清七教授。彼は札幌のウィンタースポーツの礎を築いた人です。秩父宮様が仰ったお言葉がきっかけで、昭和15年の冬季オリンピックの開催地に札幌が決定しましたが、太平洋戦争直前の不安定な状況で中止となりました。しかしながら、これが1972年開催の札幌オリンピックの原動力になったそうです。

1972年札幌オリンピックのコーナーには、当時のメダルや写真、ユニフォームの展示や札幌オリンピックのロゴなどが展示されています。ロゴは日の丸と雪の結晶をデザインされたもので、シンプルだけれど、縦にしても横にしても形が変わらない、斬新なデザインです。
また、札幌オリンピックが開催されるにあたり、地下鉄の開通や幹線道路の整備など、札幌市が発展するきっかけとなりました。



大倉山ジャンプ競技場は、日本で一番大きなジャンプ台だそうですが、こんなサイズです。


最後に、リフトを使って、ジャンプ台の展望台へ行きました。


とても天気が良かったので、展望台からの見晴らしは最高でした。




リフトを降りると、大倉山の名前の由来となった大倉喜七郎男爵の碑がありました。



昭和の初めに、大通公園からまっすぐに見えるこの山にジャンプ台を作り、ウィンタースポーツの発展、札幌オリンピック誘致に尽力された先人たちの大きな志を感じたフィールドワークとなりました。