2015年9月7日月曜日

「札幌に住む外国人を招いての交流会」を行いました

9月5日(土)、札幌に住む外国人との交流会を行いました。
ネットワーク会員の参加者は18名。
3名の在札外国人にインタービュー形式でお話を伺いました。

タイの女性は、札幌での生活が1年以上で、とても日本語が上手です。
札幌に住んでいて困ることはあるかという質問に対して、
寮から学校までの自転車通学で道に迷ったときに、年配の男性が
わざわざ学校までいっしょに自転車で連れて行ってくれたエピソードを話してくれました。
友達や家族が札幌に遊びに来たときには、
「冬ならば雪まつり、夏は富良野に連れていきたい。」そうです。


エジプトの男性には英語でインタビューに答えてもらいました。
エジプトで日本と言えば(首都の)東京は知っているが、札幌は知られていないそうです。
実際に札幌に来てみての感想は、「冬は大変だけれど、雪景色がきれい。」と話してくれました。
友達や家族が札幌に遊びに来たときには、大通公園や赤レンガ庁舎を案内したいそうです。
イスラム教徒の方ですので、豚肉や豚肉が含まれた食べ物を食べることができないために、食べ物には苦労されるそうですが
「2020年の東京オリンピックの良い影響で、ハラルフードが増えてきている。」と話してくれました。
札幌を観光する外国人のために、どんなサービスがあったら良いか尋ねたところ、
「英語を話せる人がもっといると良い。」とのことでした。


当日たまたま国際プラザのサロンに情報収集に来ていたドイツの男性が、飛び入りで参加してくれました。
札幌を皮切りにワーキングホリデーで日本全国を回る予定だそうです。
札幌は、1972年のミュンヘンオリンピックの年に、冬季オリンピック開催地だったことで知られているそうです。
ドイツでも、日本のアニメは人気だそうで、アニメで見る日本人は英語で話しているので、日本人は皆英語を話すと思っていたそうです。
友達や家族が札幌に来た時に食べさせたい食べ物は、「スシ。スープカレー。」
スープカレーは意外と外国人に人気があるようです。
そして「札幌を観光する英語の地図が置いてある場所がもっと多くあれば良い。」と話してくれました。


インタービューの後は、それぞれの国の挨拶などの言葉を教えてもらいました。
タイ語は、語尾に、男性が話すときは、「クラッブ」、女性が話すときは、「カ」を
つけるそうです。アラビア語では、女性、男性別による言葉の違いはないそうです。
タイ語もアラビア語も文字だけではなく、発音も難しいですね。


最後に、タイの女性から、タイのダンスを習いました。
タイでは学校で、踊りの授業があるそうです。
しなやかな手の動きは、子供のころからの練習の賜物で、女性も男性も踊れるそうです。
私たちには手の動きだけでも難しかったですが、タイの音楽に乗って盆踊りのように輪になって踊りました。


とても有意義で、楽しい交流会となりました。